更新日:2023年5月30日
今回は、ウオーキングやジョギングに人気の高い、宗像ユリックスの芝生広場を市民記者が紹介します。
マイペースで歩いて健康づくり
まちの健康広場
みんなが集まる憩いの広場
6月末の日曜日・朝8時、宗像ユリックスの南に広がる芝生広場に行ってみました。市民の「健康づくりスポット」になっていると聞いていたからです。たくさんの人が朝の散歩やジョギングを楽しんでいました。5人から6人のグループで来ている人、1人で走っている人、夫婦と思われるペアなどさまざまです。
広大な広場は、温水プールやトレーニングジムがあるアクアドームに隣接していて、木立に囲まれた芝生の丘やモニュメント広場、1周200メートルのサーキット・トレーニングコースがあります。その内側のグラウンドには、腹筋台やバーベルプレス台など、固定式のトレーニング器具が10基ほど配置してあります。
固定式のトレーニング器具は誰でも自由に使えます
ユニークなアドバイス看板発見!
バーベル台のすぐ横に、歩き方のポイントをアドバイスした看板がありました。
「普段の歩きをちょこっと工夫」というキャッチフレーズが目を引きます。看板には、「コースは1周約1キロメートル。体重60キログラムの人なら、1周で約30キロカロリーのエネルギー消費になる」と書いてあります。また、効果的に歩くポイントも説明されています。
早足で歩いていた吉澤隆子さん(50歳代・自由ヶ丘)に話を聞きました。「自己流で運動しているので、看板のアドバイスは、とても役に立ちます。何度も読みました。毎朝8時から10時ごろまで、5周5キロメートルを歩いたり、走ったりしています。道具もいらず手軽にできる運動ですし、友人もできて楽しいです。休日は、夫と一緒に来ます」と吉澤さん。「おはよう!」取材中も友人から明るい声がかかります。
広場でもらう元気と健康
渡辺力蔵さん(60歳代・日の里)は「ここは、空気のうまい環境が最高です。プールに来ていた妻に教えられ、妻と一緒に7年間通っています。毎日午前10時前後に7キロメートル、雨が降っても傘をさして歩きます。長く続けているのでもったいなくてやめられません。友人も増え、山好きの人に誘われて登山も始めました。四塚連山は金山以外全部登りました。おかげで病院に行くのは歯医者ぐらいです。ここで健康をもらっているので、お礼のつもりで植栽担当の人たちに加勢し、強風の後、折れた樹木の片付けなどを手伝っています」と話してくれました。
市には、健康づくりに最適なウオーキングコースなどがたくさんあります。取材を終えて、こうした場所を活用しないのはもったいない、自分の健康づくりにも、もっと役立てなければと思いました。
(市民記者・真嶋賢一)
7年間、芝生広場で健康づくりをしている渡辺さん
豊福保健師からの一言
ウオーキングは手軽にできる健康づくり
運動する習慣がない人は、15分程度のウオーキング(看板に示すコース約1周=1キロメートル)で体を慣らしましょう。継続することで体力がつき、歩幅が広くなってくると、「同じコースを歩くのにかかる時間が短くなってきた!」など変化が現れてくるでしょう。慣れてきたら、自分のペースで時間や距離を増やし、ウオーキングで得られる脂肪燃焼や心のリフレッシュなどの効果を感じてください。
市では、各地区コミュニティと協働で、各地区コミュニティのお勧めウオーキングコースと見どころを紹介した「ウォーキングマップ」を作成しています。ウォーキングマップは、各コミセンや健康づくり課(西館1階)などに置いていますので活用してください。
このページに関する問い合わせ先
健康福祉部健康課
場所:西館1階
電話番号:0940-36-1187
ファクス番号:0940-37-3046
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