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健康むなかた21 第119回 「未来につなごう宗像の郷土料理」

更新日:2017年01月05日

市の食育の一環として、郷土料理の授業が昨年10月27日に河東小学校で実施されました。講師として参加した市管理栄養士が、市の食育の現状や授業の様子を紹介します。

 

次世代に向けての食育

第2次健康むなかた食育プランでは、「次世代に受け継ぐ食育」を目標とし、「郷土料理や行事食などを通して食文化を知る」ことを目指す姿の一つに掲げています。郷土料理や行事食などの「和食」は、米を主食に、地域の気候風土に適した食材を組み合わせて食べることで、バランスよく栄養をとることができます。また、郷土料理は地域の生活文化を反映しています。地域の食材をいかに無駄なく、おいしく食べるかという、地域の人の手から生まれた知恵の結晶です。昔からの食文化を知ることは、その地域の文化を守るとともに健康を守ることにつながります。

 

宗像市の現状

宗像の子どもたちにとって郷土料理は身近なものではないことがアンケート(注1)で分かっています。その理由として、食の欧米化や、市内外に転入・転出する人が増え、子どもたちが地域の文化を知る機会が減ってしまったことが考えられます。

 

普及への取り組み

郷土料理の普及に向けて地域の関係団体と共に料理教室などを実施し、子どもたちが宗像ならではの食事に触れる機会をつくっています。

平成28年10月27日に河東小学校5年生の児童が郷土料理を調理し、試食しました。河東地区食生活改善推進会(食進会)の協力のもと「のうさば」「ぎすけ煮」「椿油ごはん」を作りました。初めて作る宗像の郷土料理に慣れないながらも、丁寧に作業する姿が見られ、普段関わることの少ない地域の食進会のみなさんとの会話も弾んでいました。「味がないのにどうして炊いたら鶏ごはんみたいな味になるの?」「家族にも食べさせたい! もっと簡単に作れないの?」と、食べて味を知るだけでなく、自分たちの手で作ることでさらに興味が広がり、自分が住む地域への思い入れが変わってきたようでした。

(市管理栄養士・中野美穂)

  • (注1)平成25年度に行った「宗像市健康づくりと食育に関するアンケート調査」では、「宗像の郷土料理を知っている小・中学生の割合」は小学5年生で24.4%、中学2年生で26.1%という結果です

 

宗像の大豆を味わう

ぎすけ煮 (4人分)

宗像の大豆は、品質日本一を受賞するほどの名産品です。宗像の鐘崎漁港でも水揚げされているいりこも使用します。今回の授業で子どもたちと作って人気だった、甘辛い味付けの「ぎすけ煮」を、ぜひ家庭で作ってみてください。

材料

  • 水煮大豆:140グラム
  • テンペも可
  • 片栗粉:大さじ2
  • いりこ:2分の1カップ
  • ごま:大さじ1
  • 昆布:10cm角
  • 砂糖:大さじ3
  • しょうゆ:大さじ2
  • 酒:4分の1カップ
  • 揚げ油:適量

作り方

(1)水煮大豆は水気を切って、片栗粉をまぶして揚げる

(2)いりこを素揚げする

(3)昆布は水でもどし、細切りにする

(4)ごま、砂糖、しょうゆ、酒をフライパンに入れ、沸とうさせ、煮詰める

(5) (4)に(1)(2)(3)を加え、からめる

  • テンペとは、大豆を発酵させた宗像の新しい名物です

大豆を発酵させたテンペ

  • ぎすけ煮の材料を切っている授業の様子の画像

    ぎすけ煮の材料を切っている授業の様子

このページに関する問い合わせ先

健康福祉部 健康課
場所:西館1階
電話番号:0940-36-1187
ファクス番号:0940-37-3046

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