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現役は2人だけ鐘崎海女さん

更新日:2015年02月26日

現役は2人だけ鐘崎海女さん思いを語る

鐘崎海女海の道むなかた館で7月16日、「海女の郷まつり」を開催。企画展示やトークイベント、サザエやアワビを販売した海女の市など、「海の日」にぴったりの海女さん一色の催しとなりました。

  • 問い合わせ先:郷土文化学習交流課(海の道むなかた館内) 電話番号:0940-62-2600

「日本海沿岸の海女発祥の地」といわれる鐘崎。江戸時代には300人ほどいた鐘崎の海女さんも、現在は北川千里さんと松尾美智代さんの2人だけ。男性の海士さんを含めても21人です。

この日のトークイベントには、鐘崎漁業協同組合の石橋守生さん(63歳)とタレントの栗之助さんも加わり、海女の歴史や秘話などを披露。軽快なトークに、詰めかけた約100人の来場者も大いに楽しんでいました。

北川さんは、海女歴50年の71歳。海女さんだった母親の冨子さんの影響で、子どものころから海に潜り、採ったサザエやウニをおやつ代わりに食べていたそうです。

松尾さんは、海女歴38年の57歳。同じく海女さんだった母親のリキエさんの影響で19歳から海女漁を始めました。織幡神社にある海女像は、リキエさんがモデルです。

水深25メートルぐらいまで潜ることもある海女漁。深い場所では、水圧の関係で海底に引っ張られる力が働き、海面に上がるのに息が続かなくなる危険性もあります。それでも北川さんと松尾さんは「病気をしたこともないし、漁を休んだこともありません」と元気いっぱい。海女漁の道具やアワビの捕り方を紹介すると、来場者も興味津々の様子でした。

福岡市から訪れた三浦勝美さんと木ノ下淳一さんは「鐘崎の海女さんは終息したと思っていましたが、新聞でイベントのことを知って駆けつけました。まさに生きた遺跡です。ぜひ海女さんの歴史を守り続けてほしい」と話してくれました。

「最近はアワビやサザエが少なくなった。海の環境が心配」と言う北川さんと松尾さん。「海水浴やバーベキューのときは、ごみを捨てたりせず、マナーを守って海を大切にしてほしい」と願っていました。

海の道むなかた館では、「海女の企画展」を9月23日(日曜日)まで延長して開催しています。この機会に、海女発祥の地・鐘崎の海女さんの歴史に触れてみませんか。

軽快なトークを披露する栗之助さん、松尾さん、北川さん
軽快なトークを披露する栗之助さん、松尾さん、北川さん(左から)

このページに関する問い合わせ先

市民協働環境部 郷土文化課
場所:海の道むなかた館
電話番号:0940-62-2600
ファクス番号:0940-62-2601

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