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宗像国際環境100人会議が開催されました

更新日:2016年09月29日

宗像国際環境100人会議が開催されました。

 今年で第3回目となる本会議は、地元の高校、大学、コミュニティ、環境団体、漁協、観光協会、NPO、さらには民間企業など、産学官民連携による実行委員会を組織し、地元宗像での実践型会議を目指して3日間開催されました。

 1日目は各企業団体の環境の取り組み事例紹介と、「海からの警告 未来は過去から学ぶ~古代宗像の民の智慧に学ぶ~」と題してパネルディスカッションが行われました。古代宗像海人族、先人達の持つ価値観、自然観を通して、環境問題をはじめ、現代社会の様々な課題に対するメッセージを中心に討論が行われました。

 2日目は、今回初めての取り組みとなる、実践型会議を目指したフィールドワークを実施しました。福岡県立水産高等学校アクアライフ科の生徒直伝の「竹漁礁」を、竹の伐採から組み立て、海への設置まで行い、海の再生に願いを込めた竹の短冊を付け、海の再生について考える「海の鎮守の森づくりプロジェクト」と、鐘崎、神湊、大島の海岸の漂着ごみやポイ捨てごみを清掃し、漂着物について学び、海の環境について考える「水際クリーンアッププロジェクト」の2つのフィールドワークを実施しました。

 3日目は、地元取組み事例紹介と、「『千年後の宗像の姿を考えてみませんか』~里山、釣川、海の鎮守の森。宗像の自然を未来につなげるために私たちが今、できること~」と題したパネルディスカッションが行われました。

 

 最後に、「宗像の森川里海から世界へ 2016宗像宣言」として、

1.温暖化と磯焼けについて

宗像における温暖化は著しく、今年の夏の海水温度は30度にまで上昇、海水は温泉のようになり、海草藻や魚介類も減少する磯焼けが起き、魚種も変わりつつあります。そのため藻場の再生は早急の課題であり、解決すべき問題です。

宗像では民間レベルでの藻場再生のための漁礁づくりを『海の鎮守の森構想』と名付け、取り組んでいますが、これからはこのような活動が国内外においても広がっていくことを強く望んでいます。

 

2.海のゴミ問題について

 海外と海とつながっている宗像は、近年では隣国からも大量の漂着ゴミが押し寄せ、大勢のボランティアによる海辺のゴミ清掃が執り行われています。

 さらに今日ではプラスチックゴミがマイクロプラスチックとなり、魚がそれを食べはじめ、人体への影響も心配されています。ゴミ問題はそもそも捨てなければ解決されることです。そのため海辺の活動を通して、ゴミの不法投棄問題を国際世論に訴えていきます。

 以上2点を述べ、地元宗像から海の再生をすることで、国際活動の一助に繋げていくことを力強く宣言しました。

 

 近年では地球温暖化、海水温の上昇、生態系の変化、漂着ごみの増加、藻場の減少、それらに伴う漁獲量の減少など、海を取り巻く環境は大変危機的な状況にあるといえます。

 今回の会議を通じて、我々人類が抱える大変大きな課題である地球環境問題について、私たち自身が身近な問題として捉え、実際にフィールドに出て取り組むことで、少しでも解決に向けて前進し、やがて世界的な動きへと発展させていきたいと考えております。


  • 檀上で開会あいさつをしましたの画像

    檀上で開会あいさつをしました

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