○宗像市空き家等の適正管理に関する条例

平成23年9月29日

条例第15号

(目的)

第1条 この条例は、空き家等が放置され、管理不全な状態となることを防止することにより、生活環境の保全及び防犯のまちづくりの推進に寄与することを目的とする。

(定義)

第2条 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。

(1) 空き家等 市内に所在する建物その他の工作物で、常時無人の状態にあるもの及びその敷地をいう。

(2) 管理不全な状態 老朽化が著しい建物その他の工作物で倒壊若しくは建築材等の飛散のおそれのある危険な状態、不特定者の侵入による火災及び犯罪を誘発するおそれのある状態又は敷地内の草木が著しく繁茂し、枝の切除若しくは除草が必要な状態をいう。

(3) 所有者等 市内に所在する建物その他の工作物を所有し、又は管理する者をいう。

(4) 市民等 市内に居住する者、市内に滞在する者及び市内に通勤又は通学する者をいう。

(空き家等の適正管理)

第3条 空き家等の所有者等は、当該空き家等に所在する資材等の整理整頓を行うとともに、当該空き家等が管理不全な状態にならないよう適正な管理を行わなければならない。

(情報提供)

第4条 市民等は、管理不全な状態である空き家等があると認めるときは、速やかに市にその情報を提供するものとする。

(実態調査)

第5条 市長は、前条の規定による情報提供があったとき、又は第3条に規定する管理が行われていないと認めるときは、当該空き家等の実態調査を行うことができる。

2 市長は、前項の実態調査を行う場合において必要があると認めるときは、その職員に立入調査(当該空き家等に立ち入り、調査し、又は質問することをいう。以下この条において同じ。)をさせることができる。

3 前項の規定により立入調査を行う職員は、その身分を示す証明書を携帯し、関係者に提示しなければならない。

4 第2項の規定による立入調査の権限は、犯罪捜査のために認められたものと解釈してはならない。

(助言又は指導)

第6条 市長は、前条の実態調査により、空き家等が管理不全な状態になるおそれがあると認めるとき、又は管理不全な状態であると認めるときは、当該空き家等の所有者等に対し、空き家等の適正管理について必要な助言又は指導をすることができる。

(勧告)

第7条 市長は、前条の助言又は指導にもかかわらず、当該空き家等が管理不全な状態であるときは、当該空き家等の所有者等に対し、期限を定めて、必要な措置を講ずるよう勧告することができる。

(命令)

第8条 市長は、空き家等の所有者等が前条の規定による勧告に応じないとき、又は空き家等が著しく管理不全な状態であると認めるときは、当該空き家等の所有者等に対し、期限を定めて、必要な措置を講ずるよう命ずることができる。

(公表)

第9条 市長は、前条の規定による命令を行ったにもかかわらず、当該所有者等が正当な理由なく命令に従わないときは、次に掲げる事項を公表することができる。

(1) 命令に従わない者の住所及び氏名(法人にあっては、主たる事務所の所在地、名称及び代表者の氏名)

(2) 命令の対象である空き家等の所在地

(3) 命令の内容

(4) その他市長が必要と認める事項

2 市長は、前項の規定により公表するときは、当該公表に係る所有者等に意見を述べる機会を与えなければならない。

(代執行)

第10条 市長は、空き家等の所有者等が第8条の規定による命令を履行しない場合において、他の手段によってその履行を確保することが困難であり、かつ、その不履行を放置することが著しく公益に反すると認められるときは、行政代執行法(昭和23年法律第43号)の定めるところにより、自ら当該所有者等の行うべき行為をなし、又は第三者をしてこれをなさしめ、その費用を空き家等の所有者等から徴収する。

(平25条例24・追加)

(緊急安全措置)

第11条 市長は、人の生命若しくは身体又は財産に危険な状態が急迫した場合において、危険を避けるため、第6条から第10条までの規定による措置をとる暇がないと認めるときは、危険な状態を回避するために必要な最低限度の措置(以下「緊急安全措置」という。)をとることができる。

2 市長は、緊急安全措置を実施したときは、空き家等の所有者等に対し、次に掲げる事項を通知するものとする。

(1) 緊急安全措置の概要

(2) 緊急安全措置に要した費用

(3) その他市長が必要と認める事項

3 第1項の場合において、市長は、緊急安全措置に要した費用を空き家等の所有者等に請求することができる。

(平25条例24・追加)

(警察その他の関係機関との連携)

第12条 市長は、緊急を要する場合は、市の区域を管轄する警察その他の関係機関に必要な措置を要請することができる。

(平25条例24・旧第10条繰下)

(委任)

第13条 この条例に定めるもののほか、必要な事項は、市長が別に定める。

(平25条例24・旧第11条繰下)

附 則

この条例は、平成24年1月1日から施行する。

附 則(平成25年6月28日条例第24号)

この条例は、平成25年10月1日から施行する。

宗像市空き家等の適正管理に関する条例

平成23年9月29日 条例第15号

(平成25年10月1日施行)