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病後児デイケアルーム「すくすくくらぶ」を見学してきました!

更新日:2016年3月7日

 インフルエンザ大流行の今、私の家も小学校の娘がかかり、予定していた取材をキャンセルしなければなりませんでした。子どもが病気になった時、インフルエンザではほぼ1週間家庭で過ごします。働くお母さんたちは、仕事を1週間休まなければなりません。大変だなと思いつつ、何か市の施設があるのではと思い調べてみると、宗像医師会病後児デイケアルーム「すくすくくらぶ」というのがありました。さっそく取材に行ってみましたよ!

 

「すくすくくらぶ」は、病後の子どものお世話をします。一番ひどい時期は預かってもらえません。

 

  • すくすくくらぶ

 
 「すくすくくらぶ」は、宗像医師会急患センターの3階にあります。宗像市・福津市に住んでいる生後3ヶ月~小学校6年生までの子どもが対象です。病後ケアなので、病気が一番ひどい時期は預かってもらえません。インフルエンザだと、2日間ぐらいの高熱が下がり比較的元気である、嘔吐下痢の場合は、ある程度の吐き気や下痢が治まったなど、病気が完治する前の数日間預かることが可能ということです。

 事前に宗像市・福津市の担当窓口で登録手続きが必要です。私は、初めてその書類を見たのですが、保育園だと入園前に配られたりしているそうです。そして、原則として予約制です。1日あたりの定員が8人で、そのうち隔離室に入れるのは4人までです。インフルエンザとおたふく風邪といった感染症を2つ同時に受け入れることはできず、予約の速い人からの受け入れで決まります。つまり、インフルエンザの子どもがいたら、後からおたふく風邪の子どもを預かって欲しいとの連絡があっても断られるということです。

 

 

 そして、必ず来る前日か当日の朝にかかりつけ医からの「連絡票」を書いてもらうことが条件です。病気の子どもを預かるって、とっても怖いですよね。子どもなので急変する可能性もあります。だから必ずかかりつけ医から、「すくすくくらぶ」と「かかりつけ医」との連絡票を書いてもらう必要があります。連絡票は、各医療機関においてあります(無料)。料金は、利用時間8時~夕方5時半まで、給食とおやつ込みで2500円です。

 

 病後児保育は、とても責任が重い仕事ですが、部屋の中では、子どもたちの明るい笑顔がこぼれます。


  「すくすくくらぶ」は、看護婦である本蔵ナルミさんが1人常勤で朝8時~11時頃までいらっしゃいます。後は、5人のベテラン保育士さんが月曜日~金曜日2人ずつローテーションで入ります。この3人で、多い時は8人の子どもを預かります。感染症の子を隔離して遊ばせる隔離室と、感染症でない子が遊ぶ部屋に分かれています。トイレも、感染症の子と分かれていて2個あります。キッチンも付いています。小さな保育所みたいです。この日はインフルエンザの子が2人、隔離室で遊んでいました。保育士さんもマスクを付けて一緒に遊んであげています。もう1人小さな赤ちゃんは、他の保育士さんの腕の中に抱っこされていました。

宗像医師会の急患センターには、常駐の小児科医がいないので、予約を受ける判断や来た子どもの状態は、看護婦である本蔵さんが診ます。取材中もかかってきた予約の電話に、「インフルエンザなら熱が下がった2日後くらいなら大丈夫かな。」とアドバイス。子どもがインフルエンザで、5日間会社を休まなければならないのは、ちょっと辛いです。少し元気になった3~5日目を預かってもらえるところがあると助かりますね。

いろいろと要望はあるけれど・・・

 
 「もっと沢山の人数を受け入れてほしいとか、他にもこういう施設が欲しいとか、午後6時まで預かってとか・・・希望する声は本当に沢山あるのだけど、病気の子どもを一度に沢山は受け入れできないし、3ヶ月の赤ちゃんから預かると、それにスタッフ1人が付きっきりになるし、難しいですよね。」とのこと。そうですよね。働くお母さんが増えるということは、保育園の数を増やす事も重要でしょうが、それに伴い病気になった時に預かってくれるところも必要になるわけで、簡単に解決できる問題ではないようです。

 保育士の方も、「『病後児保育』って大変なんです。毎日子どもも違うし、いつどう急変するかもしれないですし、とても責任が重いですよ。」とおっしゃってました。「でも、大変だけど、『病後児保育』ってやりがいもあります。やってて良かったということも多いんですよ。ここにいるスタッフは、みんなベテランです。病気の子を扱うので、何年も保育士をした経験が必要です。スタッフが少人数の子に付くので、普段行く保育園より楽しかった、また行きたいと言っているって聞くと嬉しいです。」とも言われてました。

 

病気の子どもを預かるって、自分も感染する危険と隣合わせだし、責任も重いし大変だなとばかり思ってしまいますが、スタッフの人の笑顔を見ると、どんな仕事にも大変さと同じくらいの楽しさややりがいがあるのだなとしみじみ思いました。また、そういった人たちに、自分たちの子どもは支えられていると強く感じました。働くお母さんを支える強い味方も、やっぱり力強く働く女性の皆さんでした。

まだまだ、あまり知られてない「すくすくくらぶ」。ぜひ、上手に利用してみて下さい!!
 

ママレポーター 岡田雅子

 

  • 隔離室隔離室
  • 隔離室の様子隔離室の中の様子
  • 感染症でない子の部屋感染症じゃない子の部屋

                             

 

  • たくさんの絵本沢山の絵本
  • おいしそうな給食美味しそうな給食
  • トイレトイレ

                              

 

 

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