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「地島椿まつり」見て食べて楽しんだ1日~5月8日レポート~

更新日:2023年5月8日

こんにちは、パパレポーターの久田です。
3月11日に「地島椿まつり」が4年ぶりに開催されるということで、家族3人で行ってきました。
以前大島へ息子と一緒に行きましたが、今回は地島に初上陸です。

地島ってどんなところ?

周囲9.3キロメートル、人口は約130人。自然豊かな小さい島です。
魚やワカメやアワビなど海産物が豊富で、釣りなどで地島を訪れる方も多いのだとか。
椿ロードに約6,000本の自生のヤブ椿が群生し、この椿から取った油で食用の「椿油」が作られ、販売されます。

特産品の地島天然わかめは素潜りで採ります

特産品の地島天然わかめは素潜りで採ります

 

船でいざ地島へ

  • 地島への切符
    地島への切符
  • 臨時便で地島へ
    臨時便で地島へ



地島へは神湊港渡船ターミナルから船に乗り、約15分で泊港に着きます。
今回は4年ぶりの開催ということもあり、ターミナルにはすでに長蛇の列が。
切符を購入して私たちも船の到着を待ちます。

今回乗ったのは定期運行の「ニューじのしま」ではなく、臨時便の旅客船「しおかぜ」。
屋上のデッキで風を感じながら海を渡ります。息子は今回で2回目の船旅です。

地島に到着すると岸壁で釣りをしている方が手を振ってくれ、温かい気持ちになりました。
その次は「椿まつり」の法被を来た地島小学校の子どもたちがお出迎え。
この日のために作ったという手作りパンフレットを配布してくれました。
息子も「おにいちゃん、おねえちゃんにもらった!」と嬉しそうにしていました。

  • 法被姿で地島小の子どもたちがお出迎え
    法被姿で地島小の子どもたちがお出迎え
  • 手作りパンフレットの椿は児童が描いたもの
    パンフレットには児童が描いた椿が

 

地島の見どころ

  • イベント会場は活気にあふれていました
    イベント会場は活気にあふれていました
  • 会場の真ん中に椿が
    会場の真ん中に椿が
  • 落ちてもなお鮮やかな椿
    落ちてもなお鮮やかな椿



今回の椿まつりについて、元気な地島づくり協議会事務局(市元気な島づくり課)の内野さんにお話を伺いました。

4年ぶりの開催ということで、例年と比べて人出やイベント内容に変化はありますか?

本日は天気もいいので、予想より多くの方に来てもらっています。
今年はシャボン玉石けん(株)様に御協力いただき、石けんづくり教室を開催しています。

同社は昨年度に島民の協力のもと、生活で使う洗剤を無添加石けんに3カ月間切り替え、「生活排水が海にどんな影響を及ぼすか」という実証実験も実施。良い結果を出すことが出来ました。
その他、市の健康課からは健康を考えるためのブースを設けています。

 

地島小の手作りパンフレットのエピソードを教えてください

椿まつりで配布するパンフレットは、子どもたちが1年間を通して学習したことをまとめたものです。
地島の良さを知ってもらうために、生活科や総合的な学習の時間に地島の学習を実施。
1ページごとに思いを込めて作成してたものを、今回やっと皆さんにお渡しすることができました。 

 

地島名物としての椿ロードは全長何キロあるのでしょうか?

全長5キロです。平地から山に向かって進むとなかなか体力を使いますが、ぜひ椿まつり以外にも訪れてもらいたいです。今の時期は椿が落ち始めていますが、もう少し早い時期だとたくさんの椿を見ることができますよ。

 

おすすめのスポットはありますか?

椿園が何カ所かあるので、タイミングが合えば綺麗に見えるのでおすすめです。
また、親水公園(しんすいこうえん)の裏をもう少しまっすぐ行ったところに、「曽根」と呼ばれる浅瀬があります。
地島天然わかめの漁をする場所ですが、視界いっぱいに広がる玄界灘と響灘の潮がぶつかる光景は圧巻です。

  • 小学生が出店するブースもあります
    小学生はくじ引きやガチャガチャのブースなどを出店
  • シャボン玉石けんさんのブース
    シャボン玉石けんさんのブース

 

地元幼稚園児・小学校児童によるステージイベント

ステージイベントは、地元の子どもたちが大活躍!
まずは幼稚園の子が一人堂々とした姿で和太鼓を披露。見事なバチ捌きを見せてくれました。
漁村留学で受け入れている小学生は三線の演奏にソーラン節。最後にはみんなでステージに並び、ケン玉で次々と技にチャレンジ!
失敗しながらも何度も試みる様子に会場も一体となり、一斉に技が成功したときは感動しました。

  • 掛け声も勇ましい
    掛け声も勇ましい
  • 琉球音階が懐かしさを誘う
    琉球音階が懐かしさを誘う

 

椿の旗もひるがえるソーラン節

旗もひるがえるソーラン節

 

  • ケン玉はさまざまな技に挑戦
    ケン玉はさまざまな技に挑戦
  • うさぎとかめの曲に合わせて「もしかめ」を披露
    うさぎとかめの曲に合わせて
    歩きながら「もしかめ」を披露

 

「椿油ごはん」と「めかぶ汁」

会場では、網焼きの焼き魚、アワビ、採れたてわかめなど地元特産品が並び、私たちは、「椿油ごはん」と「めかぶ汁」を頂きました。
椿油ごはんは炊き込みご飯であっさりとした味でおいしかったです。
めかぶ汁はめかぶのコリっとした食感とトロっとした粘り気を楽しめました。

椿油ごはんに使用する椿油は、秋に地面に落ちた椿の実を乾燥させたものから抽出します。
今回初めて食用として販売され、料理では卵焼き、炊き込みご飯、シフォンケーキなどのおやつにも使えるそうです(地島小学校作成の地島紹介パンフレットより)。
地島の方の想いがぎゅっと詰まったおいしい料理でした。

  • 椿油ごはんは息子もぱくぱく食べました
    椿油ごはんは息子もぱくぱく食べました
  • めかぶ汁。新鮮そのものが詰まっています
    めかぶ汁。新鮮そのものが詰まっています

 

くじ引きでゲットしたもの

会場ではくじ引きも開催され、息子もアイロンビーズのくじ引きにチャレンジしてみました。
箱からくじを引き、書かれた番号に対応するアイロンビーズのアクセサリーがもらえます。
お菓子のつかみ取りでも見事1個つかめました。

  • 3番をゲット!どれが当たるかな?
    3番をゲット!どれが当たるかな?
  • アイロンビーズのストラップをもらえました
    アイロンビーズのストラップをゲット!
  • おかしもつかみました
    お菓子もつかみました

 

帰りも船で

本土に帰る前に少し時間があり、漁港近くの小さな公園を発見。
漁港の景色を楽しみながら、息子はブランコをこいで遊んでいました。

帰りの船も臨時便の「しおかぜ」で神湊港渡船ターミナルへ。
息子は二度目の船旅ですが、スピードが出るのを怖がりつつ海を眺めていました。

  • 会場から離れるとブランコもありました
    会場から離れるとブランコもありました
  • 名残惜しいですが地島をあとにします
    名残惜しいですが地島をあとにします
  • 霞んでいますが大島も見えます
    霞んでいますが大島も見えます

 

さいごに

今回は初めて地島に行きましたが、家族で楽しむことができました。
お店や売店などがあまりないため、あらかじめ食料や飲み物などを準備しておくと安心です。

椿ロードをはじめ他のスポットも、息子がもう少し大きくなったら一緒に歩いてみたいです。
今回は紹介出来ませんでしたが、とっくりと杯の形をしている「とっくりせ」や「倉瀬灯台」をはじめとした「倉瀬展望台」からの景色など、魅力が盛りだくさんの地島。
皆さんもぜひ訪れてみてくださいね。

 

地島の観光情報はこちら(むなかた観光ガイド)



(レポートは原文のままで掲載しています)

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