今年の「宗像漁協漁師まつり」は、「豊かな海づくりフェスタ」と同時開催!
更新日:2022年06月06日
10月29日10時から16時まで、宗像市鐘崎漁港で、宗像市のイベントの中で私の一番好きなイベント「宗像漁協漁師まつり」が開催されました。今年は、来年福岡県で開催される「第37回全国豊かな海づくり大会(2017年10月28・29日)」のプレイベントである「豊かな海づくりフェスタ」が、同時開催でした。
いつもより規模が大きくなっている会場にびっくり!大きなステージも設定されていて、何より関係者の方々や、報道カメラマンの数が多かったです。
ステージでは、市民参加型ミュージカル「むなかた三女神記」や、地元の高校合同吹奏楽(東海大学付属福岡高校・宗像高校・宗像中学校) の演奏などがありました。物品販売や試食販売などのテントもズラリと並んでいて、宗像市内のお店以外にも、大分や熊本の県産品や、他の漁業共同組合の試食販売などが集まっていて、どこも美味しそうなものばかりでした。
11時40分からは、和楽団ジャパンマーベラスの和太鼓の響きにのって、漁船記念パレードがありました。宗像を代表する漁船団のパレードです。漁師さんたちが手を振ってくれます。みんな、カッコいい漁船です。パレードの後、記念放流があり、トラフグとマダイの稚魚の放流を子どもたちと一緒に参加しました。大きくなって、再び宗像の海に帰ってきてねという願いを込めて。
漁船パレード
トラフグの稚魚
みんなで放流
福岡県立水産高等学校郷育スタードームチームによる「うき守り製作コーナー」に挑戦!
飲食以外にも、沢山の体験コーナーがありました。むなかた「水と緑の会」では、バスボム作りがあったり、福岡県水産海洋技術センターでは、今年もタッチングプールがありました。その中でも、福岡県立水産高等学校郷育スタードームチームによる「うき守り製作コーナー」は、うき守りが大変可愛く、子どもたちは大喜びでした。アクアライフ科の生徒さんが製作指導しながら作ったのですが、小学校3年の娘は自分で出来ましたが、5歳の息子は、ほとんどお兄ちゃんに作ってもらっていました。アクアライフ科って、おしゃれな名前ですね。実習を通して、大峰山(東郷公園周辺)の竹林の整備や、海を豊かにする活動に取り組んでいるそうです。金魚を育てて実際にお祭りで販売していたりするそうです。面白いですね。
福岡県立水産高等学校のテント
うき守り製作中
うき守り完成!
「宗像漁協漁師まつり」の魚のつかみ取りお母さん部門に参加しました!
そして、12時20分に特設プールにて、毎年恒例の大人気イベント「魚のつかみ取り」が開催されました。今年は、イベント告知で参加資格が小学生以下となっていたために、お母さん部門がないという情報があり落胆していたのですが、いえいえちゃんと今年もお母さん部門に加えお父さん部門も新設されてました~!
幼稚園、小学生1・2年生、3・4年生、5・6年生、お母さん、お父さんに分かれて順次行われました。写真は、みんなで参加して、かなりのお魚をゲットしたファミリーです!大漁ですね。我が息子は、先頭切って幼稚園部門に出場しましたが、大物狙い過ぎて何も取れず、泣きそうな顔でプールの中をトボトボ歩いて出口に向かいました。何を思ったか、プールに手を突っ込み、次に手を挙げた時、その手にはタコが!!タコ大好きな息子は、「タコ、取った~!!」と、すごい興奮ぎみに出口へ走って行き、他のみんなにも「あの子、タコ取ってる~。」とビックリされていました。
小学生の娘は、早い段階で40センチくらいのヤズをゲット!
去年は、サバだったけど、今年は、大物を取って嬉しそうです。今年は、ヤズが多く、ちょっと小さい子には、泳ぎは速すぎるのと重いので、なかなか取ることができなかったみたいです。小鯛もいるので、小鯛を狙えばいいのに、やっぱりみんな大物狙いなんですね。
子どもの部門が終わって、いよいよお母さん部門です。すごい人数のお母さんたちが、プールの前でスタンバイします。「よーい、スタート!」の合図で、みんな一斉にプールへ。結構肌寒い日だったのですが、全然水の冷たさを感じなかったです。それ以上の熱気で、気合いの入ったお母さんたちがどんどん魚をゲットしていきます。
私も、ヤズの尾っぽめがけて、やっ!と手を入れて、尾ビレをぎゅっと掴み、ハッ!と水の外へ引き上げます。「取ったど~!!」と心の中で叫び、頭の中が興奮状態で、視野は自分の目の前の水面、直径30センチほどしか見えてません。そこに来る魚めがけて、どんどん手を入れてヤズを次々ゲット。3匹くらい取った後に、「ヤズはもういらんやろ。鯛!アジ!どこどこ?!」と探しているうちに、どんどん魚が減っていき終了!
プールから上がってみると、3匹とったはずの大物ヤズが1匹しかいません。「あー!!袋が破られてる!!」とのオチが・・・。結局私の成果は、大きい60センチほどのヤズ1匹と、中くらいの鯛1匹、小鯛3匹、小さいアジ1匹でした。魚を掴む楽しさは、やっぱりヤズですね。手首にグビグビ伝わる強い引きとスピードは、獲得した感があって満足度が高いです。でも、食べることを考えると、「鯛、アジ、サバ」が欲しいです。
大きいの取ったよ!
タコを取ったぞ~!
筆者、ヤズ獲得で自然と笑みが・・・
取っている時は、興奮してほとんど周りが見えてない状態だったのですが、後から取材した写真を見ると、お母さんの中には、鯛ばかり取っている人もいます。冷静です。魚のつかみ取りのベテランですね。その点お父さん部門は、もうヤズの取り合いです。お父さんの気持ちが私にはわかります。ヤズを掴み取った時の興奮!大きければ大きいほど楽しいんですよね。お父さんは、子どもと同じですね。6匹から7匹のヤズを取って意気揚々とプールから上がり、上がったところで、袋が破れ大きなヤズがバラバラ逃げてオタオタしているお父さんたちを沢山見ました。お父さんたちも童心にかえって、きっと楽しかったと思います。
参加したどの家庭も、その日の夕食は、美味しいお魚料理と、どんな風にお魚を取ったかの話で盛り上がったのではと思います。沢山のお魚を目の前にすると、改めて宗像の豊かな海の恵みに感謝せずにはおられません。そして、その海で誇り高く働くかっこいい漁師さんにも感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。ごちそうさまでした!
ママレポーター岡田雅子
鯛ばかりゲットのお母さん
お父さん、ヤズ何匹とるの?
我家の取ったお魚とタコ
関連リンク
- 第37回全国豊かな海づくり大会(外部サイトにリンクします)
- 福岡県立水産高等学校(外部サイトにリンクします)
- 宗像漁業協同組合(外部サイトにリンクします)
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